役に立つ知識

過敏性腸症候群(IBS)の改善方法について

 

今回の記事の目的

過敏性腸症候群とどのように向き合えばいいか、これまでの自分の経験を元に記事にします。

過敏性腸症候群持っている人は本当に辛いと思いますし、藁にもすがる思いでこの記事を見ていると思いますので、その人の力に少しでもなれればと思います。

 

 

過敏性腸症候群ってそもそも何?

ドクターズファイナルより、過敏性腸症候群の定義は下記のようになっております。

 

大腸に腫瘍や炎症など症状の原因となるような病気がないにも関わらず、おなかの調子が悪く痛みが続いたり、便秘や下痢などの症状が数ヵ月以上にわたって続く消化管の機能障害の疾患。排便することで楽になる腹痛と、下痢や便秘などの便通異常が主な症状である。ストレスが症状を悪化させる要因の1つと考えられている。過敏性腸症候群は症状によって4つの型に分けられ、「便秘型」「下痢型」、下痢と便秘が同じような頻度で起きる「混合型」、「分類不能型」のタイプがある。症状が重症な場合、通勤電車に乗れないなど日常生活に支障を来す場合もある。

 

→要は明確な原因が無いのに、頻繁にお腹が痛くなってしまう病気のことです。

上でも書いているように、4つ型に別れますが基本的に全部辛いです。

ちなみに自分は下痢型でしたので、それベースでの話にはなります。

原因の一つはストレスと言われていますが、明確に判明はしておりません。

そのため治療自体も明確なものはなく、色々と試していき自分に合う方法を見つけるというものです。

 

 

この病気の恐ろしいところ

 

皆さんがたまーになる、お腹が痛くなってトイレに駆け込むレベルのことが頻繁に起きることを想像してください。

電車に乗ってる時、会議に参加している時、山に登っている時、海で泳いでいる時、試験を受けている時………そのレベルの腹痛が来たらと想像してみてください。

この病気を抱えている人にとってはそのようなことが日常茶飯事です。

自分も20年近くこの病気と付き合っているのですが、朝学校に行く前は1時間トイレに籠る。

試験の前には1時間トイレに籠る。バイトに行くときはかなり早めに到着してトイレに籠もる。

嘘みたいですが、これは本当に全部やっていました。

正直漏らしてしまうなと思うことも、下手したら100回以上経験していると思います。

更に恐ろしいのが、この病気になると性格が内気になるのに拍車がかかるんですよね。

常にトイレに怯え、周りの視線に怯えているとどうしてもそういう性格になりがちです。

もともと内気な人がなりやすい気もしますが、さらに拍車がかかります。

ただ、なってしまっているものはどうしようもないので、必要なのは対策をすることです。

自分語りで長くなってしまいましたが対策について話していこうと思います。

 

 

過敏性腸症候群への対策でやってきたこと

自分がこれまでしてきた対策は下記のとおりです。

 

・ビオフェルミン

・ビオスリー

・イリボー

・ヨーグルト(明治ブルガリア、ビヒダス)

・漢方(桂枝加芍薬湯)

・朝ごはんを抜く

・お腹に貼るカイロを貼りつける

・よく噛んでゆっくりと食べる

・早起き(出社1時間30分以上前に起床)

 

効果がなかったのは、ビオフェルミン、ビオスリー、イリボー、ヨーグルト、朝ごはんを抜く、お腹にカイロを貼るです。

ビオフェルミンとビオスリーは整腸剤ですが、あまり効果がなかったです。

イリボーは過敏性腸症候群用の薬なんですが、これもあまり効果がなかったです。

ヨーグルトは逆にお腹を下したし、朝ごはんを抜いたところでたいして変わらなかったです。

カイロは言わずもがな、効果なしです!!

効果があったのは、漢方と規則正しい生活です。

漢方に関しては規則正しい生活と組み合わせた結果ですので、これ単体で効果があるかは微妙ですね。

こんな感じで色々やってきたんですが、やっぱり一番大事なのは規則正しい生活をすることかなと思います。

規則正しい生活をして自分に余裕をもつことが一番大事かなと思います。

そもそも過敏性腸症候群は原因が無いので、そう考えると心の問題や健康上の問題なのかなとも思います。

 

 

過敏性腸症候群の具体的な対策方法

過敏性腸症候群の対策は、本当に地道な作業です。

試してはやめて、また新しいことを試してはやめる。その繰り返しです。

一発で治る方法なんて無いということは理解しておいたほうがいいです。

だって明確な原因がない病気ですので、仕方のないことなんです。

これらを踏まえて、自分としては下記2点で対策することをおすすめします。

 

・過敏性腸症候群が発生するトリガーを探す

・整腸剤や規則正しい生活を行い、体のレベルを上げていく

 

まずは過敏性腸症候群が発生するトリガーを探してみましょう!!

探し方としては、発生した時点から1~2日前に行った行動を書き出します。

これを繰り返すことにより、類似行動が見つかると思います。

それでその行動をやめてみてどうなるか確認をする。

それでも発生したら、また書き出してみる。これを繰り返していき原因を突き詰めていきましょう。

この作業は推理ゲームみたいだと思いません?意外に楽しいですよ。

全く姿形が見えなかった敵が見えるようになってくるんですから!(笑)

そしてそれに並行して体を強くしていく。これは推理力を上げるとおもったらOKです。

こんな感じで、楽しみながら過敏性腸症候群を直していくのが一番いいかなと思います。

 

 

まとめ

過敏性腸症候群でつらい思いしている人は多いと思います。

自分もその一人ですし、これがなかったらきっとモテモテでハーレムを築いていたと思います。

ただ、現実は現実ですので、受け入れるしかありません。

受け入れて、その上で乗り越えていきましょう。

ここで乗り越える経験というのは、過敏性腸症候群になった人しかできない経験です。

むしろ武器にするつもりでがんばりましょう!!

それじゃ!!テレワークトイレ行きやすすぎて最高!!

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